そこでのフリータイムに、クルーガーナショナルパークに。公園全体の面積が四国ほどもある、広大な公園で、ライオンやヒョウなどアフリカっぽい動物の宝庫です。
残念ながら日中の訪問だったため肉食獣はお休み中。でも、帰り際に象の親子に出くわす。野生の象ですよ。動物園とかテレビでしか見たこと無いあの巨体が、子供をいたわる様に、意思を持って歩いている。。。。いや、40過ぎて象に感動している自分もどうかと思うが、バーチャルとして受け止めていたものが、リアルだったと知ることって、ものすごく揺さぶられます。自分が描いていた世界はずいぶん狭いもんだったなあと。
ライオンやヒョウはなんとなく猫に近く、たとえ野生でも自分の想像の延長にある生物という気がするが、野生の象というのは自分の手持ちの引き出しに何も入っていないから、どうしてもあの巨大な生き物がこの地球に生息しているということが未だに信じられず。そして見えなくなる後姿は、とても神聖なものに感じられました。こういう光景、スペクタクルをもし日本の疲れたサラリーマンやいじめに悩む子供達に何らかの形でリアルに伝えることができれば、日本は少し変われるのではと思い始めました。動物を見にアフリカへ行こう!というベタな形ではないにせよ。
約一週間、高校の同級生、ゼミの友人から波乗り仲間まで本当に皆スケジュールを合わせて会ってくれて心から感謝。そこであまりに多くのことが起き、その上南アに戻るやいなや野生の象に遭遇するなど、生活は大荒れ。お礼と写真などは追々送りますので、しばしの無礼をお許しください。
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